猫がご飯を食べられない原因と対策:重度口内炎・歯周病に有効な全顎抜歯とは?

猫がご飯を食べない原因は口内炎や歯周病

ネコちゃんが口を痛がって、食事を食べられなくなることがあります。

多くの場合は、重度の口内炎か歯周病に罹患しています。

痛み止めだけでは根本治療にならない

一時的には痛み止めの注射などを打てば良くなったように見えますが、単純に症状を緩和しているだけで治るわけではありません。

それどころか、病気の初期で安易に痛み止めを使用してしまうと、将来的に非常に治りにくい状態に進んでしまうこともあります。

重度の猫の口内炎・歯周病には全顎抜歯という選択肢

このような場合は、思い切ってすべての歯を抜く手術(全顎抜歯)をお勧めします。

猫の歯をすべて抜いても食事はできる?

歯がなくなったら食事をどうやってするのかを不安に思われる方や、歯がなくなることでの体への負担を心配される方が多くおられます。

しかし実際には、常に口の痛い状態を抱え、また大量の歯周病菌などに体を侵されているのであれば、余程そのことの方が生命に対し危険な状態と言えます。

事実、すべての歯をなくしても痛みさえなければどんな食事でも食べられますし、健康状態も回復することがほとんどです。

猫の歯科治療で迷ったら動物病院に相談を

ネコちゃんの様子から口内炎を心配されるなら、一度手術に関するご相談をなさってみてください。

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