2019年8月の小鳥の飼い方

皆さん、こんにちは。認定動物看護師の浦です。

今回は鳥のからだの仕組みと働きについてお話します。

現在地球上には、およそ8,600種もの鳥が生存しています。

これらの鳥類も他の生物と同様に、長い年代にわたって、それぞれが生息する環境で生活してゆけるように都合よく進化し、からだの仕組みや働きがうまくできています。

○呼吸器

小鳥類があのように小さい身体でも、長い声でさえずったり、高い体温を保つための代謝機能を維持できるのも、このような十分に酸素を供給できる、空気を貯える気嚢があるおかげです。

もちろん、このほかに、飛ぶときに浮力をつけるためにも役立っています。

種類によっては頸気嚢を故意に膨らませ、ディスプレーをするものもあり、また常に膨らんだままで、それが正常であるものもいます。

気嚢は非常に薄い膜でできており、破れやすく、皮膚の下に空気が漏れて、身体が異常に膨れることがあります。


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