2018年10月の小鳥の飼い方

皆さん、こんにちは。認定動物看護師の浦です。

今回は、鳥のからだの仕組みと働きについてお話します。

現在地球上には、およそ8,600種もの鳥が生存しています。

これらの鳥類も他の生物と同様に、長い年代にわたって、それぞれが生息する環境で生活してゆけるように都合よく進化し、からだの仕組みや働きがうまくできています。

○羽毛

羽毛は、正羽(セイウ)綿羽とに区別されます。

正羽はどちらかというと硬く身体の表面に出ており、奥の方にある柔らかい綿アメのような羽毛が綿羽です。

正羽の一枚を調べると、中央の部分に硬い一本の羽軸といわれる軸が通っていて、その軸から左右に羽枝(ウシ)と呼ばれる柔らかく細い枝毛が無数に生えて羽弁(ウベン)を形成しています。

片側の羽枝の先の方には、カギ状のものが一本一本の羽枝に数個ついていて、隣り合った羽枝に引っかかる仕組みになっています。

一本一本の羽毛は一枚のうちわのようになり、翼などでは特にしっかりしていて、空気をかいて飛ぶとき空気を逃がさないよう、都合よくできています。


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