ベトラタン®
今月は、犬用の緑内障治療薬の情報です。
犬の緑内障?そんなことがあるの?どうやってわかるの?と思われる方は多いのではないでしょうか。
実は緑内障は、柴犬に圧倒的に発生が多いのですが、そのほかの小型犬種でもよく診られる目の疾患の一つです。
実際には、眼圧を測らなければ診断できない病気ですし、自宅で見つけることは難しいことは多いと思います。
心配があればすぐに病院で眼圧を測るべきですが、症状としては目を気にする、目をこするなどから始まってきます。
こういう症状が見られて数日たつと、緑内障であれば完全に失明してしまいます。
ただ、早くこの治療薬を使って眼圧を下げると、進行を抑えられる病気です。とにかく早期発見が大事です。
当院のCAドックでは、眼圧測定を標準で行っています。
どんな病気も定期的な健診で見つけることが、やはり何より大切だと思います。
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