2018年1月のセミナー参加報告

重症熱性血小板減少症候群 (SFTS) 講習会

認定動物看護師の浦です。

近年、ニュースなどで取り上げられることが多くなった、SFTS に関する講習会に参加してきました。

講習会で学んだ内容を、お伝えさせていただきたいと思います。

重症熱性血小板減少症候群 (SFTS) とは、 SFTS ウイルスというウイルスが、マダニを介して感染することによって起こる感染症のことで、すでにたくさんの死者が出ている病気です。

そして、人だけでなく犬や猫などにも感染します。

さらに、感染した動物からマダニを経由して、もしくは、犬・猫から直接、人などへも感染すると考えられています。

猫はウイルスへの感受性が高く、死に至るケースが多いのに対して、犬は感受性が低く、ウイルスに感染していても明らかな症状はあまり認められていませんが、犬から人へ感染する危険がありますので、どちらの動物に対しても予防することをおすすめします。

外でダニに咬まれる可能性のあるネコちゃんは、マダニの予防ができる駆除剤の投与をお勧めします。

ワンちゃんも、散歩中に寄生したダニを人にうつすと大変なので、マダニの活動が活発になる3月頃からの予防を始めるか、通年投薬での予防を行い、SFTS の感染を防ぎましょう。


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