本田動物病院のあゆみ

本田動物病院は鹿児島市宇宿に設立して30年以上の実績を持つ動物病院です。
このページでは本田動物病院の設立から現在に至るまでの移り変わりをご覧ください。

バス停前のビル一階で開院

1984年〜1989年

■昭和593月(1984年) 本田動物病院開業

鹿児島市宇宿一丁目、二軒茶屋バス停前のビル一階で開院しました。当時はレントゲンと麻酔器と顕微鏡だけで開業したように記憶しています。病院の周辺には自動車販売店や工場・ガスタンクなどが並んでおり、人が集まるような場所はほとんどなく、今とはまるで違う街でした。

■昭和60年代 (1985年〜1989年) 九州学会で毎年発表

多くの先生方に教授をいただきました

■昭和59年(1984年)
10月24日、日本に初めてコアラがやってきました。東京都多摩動物公園、名古屋市東山動物園、鹿児島市平川動物公園の3園で同時に飼育が始まりました。

自らの手術を通して動物への理解を深める

1989年〜2001年

■平成3年(1991年) 自然気胸のため入院・手術を受けなければならなくなりました

■平成1012月(1998年) 胸部の腫瘍摘出のため入院・手術を受けました

二度の入院・手術で動物達の苦しみが少しわかった思いがしています。

■平成12年(2000年) 歯科研究会の会長であった横山先生の講義を受講して衝撃を受けました

当時、不治と考えられていた「猫の口峡部口内炎(現在は歯肉口内炎と呼ばれる)」が、全臼歯抜歯で完治すると知らされました。

■平成13年(2001年) 日本動物臨床医学会評議員に指名されました

山根義久前日本獣医師会長の強いご推挙で、評議員の一員にならせていただきました。

▲(平成10年)MVM Journal of Modern Veterinary Medicine 1998年3月号の座談会記事の写真
■平成13年(2002年)
某消費者金融のCMによってロングコートチワワが大人気となりました。

ニーズに応えるために移転

2002年〜2007年

■平成14年(2002年) 現在地に病院を移転開業しました

診察室二つ入院室二つとトリミングスペースを備えた病院となりました。

■平成15年(2003年) 日本小動物歯科研究会に入会し、講義・実習を受けました

この研究会に入会をさせていただいたことにより、この後歯科分野に深く関わらせていただくことになりました。まだまだ獣医歯科医療の領域は携わる方も少なく、人間の歯科医療にも学びながら、スタンダードな歯科治療というものを習得させていただいて参りました。

■平成16年(2004年) 京都で開催された世界小動物歯科大会に参加しました

■平成19年(2007年) 日本獣医皮膚科学会の認定を目指し、認定講習会に第一回目から参加しました

この年にスタートした認定医制度でしたが、皮膚科の知識を深めるだけでなく、多くの他の分野にも共通する考え方を身に着ける、非常に良い機会となりました。

■平成17年(2005年)
千葉動物園で飼育されているオスのレッサーパンダ「風太くん」が、2本足で立つとマスコミで取り上げられ話題になりました。
※写真は「風太くん」ではありません

▲(平成19年)皮膚科認定医資格取得要件であった香港の世界皮膚科大会参加時の写真

歯科、皮膚科、シニアペットケアのさらなる推進

2009年〜

■平成21年(2009年) 日本動物臨床医学会において功労者表彰を受けました

学会において功労者で表彰いただきましたが、当時表彰に値するような貢献は、できていなかったように思います。ただこの時を境に、多くの様々な場所で講演などをお受けすることになり、少しずつ皆様のお役に立てているかと思います。

■平成26年(2014年) 日本獣医皮膚科学会認定医試験に合格しました

皮膚科認定医の資格を取得し、いよいよ皮膚科においても雑誌に執筆などさせていただくようになりました。

■平成28年(2016年) 日本小動物歯科研究会理事となりました

歯科研究会の理事へ、ご推挙いただきました。決して歯科専門で診療しているわけでなく、自分には荷が重すぎると思いましたが、これもお亡くなりになられた横山滋前日本小動物歯科研究会長の、強いご推薦があったと後に伺いました。浅学非才ではありますが、多くの皆様のお役に立てるよう、更に努力をしなければと思います。


▲(平成21年)日本動物臨床医学会からいただいた表彰状

▲(平成26年)日本獣医皮膚科学会の認定証

▲(平成28年)歯科研究会の理事として、講義・実習の指導を担当しています。